Workday は給与計算サービスを提供しているか?
Workday はグローバル給与計算を Workday GO のコア機能として提供しています。このソリューションには Workday のエンタープライズ AI とデータ プラットフォームが中小企業向けにパッケージ化されています。自社開発した信頼性の高い給与計算エンジンと、AI を活用した給与計算エージェントが効果的に組み合わされています。厳選されたパートナー ネットワークを利用すると、マネージド サービスを活用することも、国・地域固有のニーズに対応することもできます。そのため組織は、給与計算のエラーを排除し、業務に欠かせない信頼性の高いレール (データ基盤) を確保できます。AI エージェントを使って定型業務を処理することもできます。Workday 給与計算のしくみやメリットに加え、厳選された給与計算プロバイダを最大限に活用する方法をご紹介します。
成長企業向け Workday 給与計算について理解する
Workday GO は、統合された人財管理システムと、包括的な給与計算ソリューションの両方を提供します。広範な機能を備えた人事ソフトウェアには、さまざまな給与計算機能に加え、組み込みの Sana 給与計算エージェントが搭載されています。拡張性の高い Workday GO プラットフォームを使用すると、中小企業は社内で給与計算を管理することも、信頼性の高いパートナーのサービスを統合して業務を委託することもできます。これにより、75 か国以上に及ぶ法規制を遵守しつつ、社員の給与支払いを一元的に実行できます。
重要なポイント:
Workday GO のコア要素である Workday 給与計算は、統合プラットフォームを通じて給与計算、支払い、コンプライアンスに対応します。さらに Sana 給与計算エージェントが給与計算の実行前に問題を検出します。
給与計算処理の自動化、税務申告の代行、各国のコンプライアンス対応、社員向けセルフサービス (給与明細の確認、情報の更新など) を含め、中小企業は多くのメリットを享受できます。
Workday 給与計算を効果的に活用するには、適用範囲を明確に定め、給与計算モジュールを適切に設定する必要があります。Workday GO はデプロイメント エージェントを活用した AI 主導の規範的な導入手法により、このプロセスを加速します。
Workday とそのパートナー ネットワークは、中小企業が旧式のシステムを最新化し、新たな市場への進出やヘッドカウントの増加に合わせて給与計算を調整・簡素化できるよう支援します。
給与計算エージェントを使用しているお客様は、複雑な給与計算の疑問を解決する時間を数週間から 1 分未満に短縮しています。
「Workday ですべての遡及修正や給与計算を実行する場合、処理時間は 5 〜 10 分程度です。以前のシステムでは給与計算だけで 1 〜 2 時間はかかっていました。しかも途中でクラッシュすることが少なくありませんでした」
—Coventry Building Society、給与計算責任者、Andy Smart 氏
Workday の給与計算方法とは?
Workday は、給与計算から適切な源泉徴収の適用、口座振込での支払いに至るまで、給与計算サイクル全体を管理します。人財管理と財務が統合されたプラットフォームは、社員、給与計算、税務コンプライアンスに関するあらゆる情報をひとつの決定論的なデータ モデルに集約し、この情報を使って給与計算を正確かつタイムリーに処理します。このデータ モデルは AI エージェントが重要な業務を安全に遂行するうえで欠かせない信頼性・監査可能性を提供する基盤となります。
中小企業も Workday GO の給与計算ソリューションに組み込まれたタイム トラッキング機能を使用することで、実際の労働時間に基づいて給与を正確に計算できます。ニッチな福利厚生プログラムなどの複雑なニーズに対応できる Workday GO パートナー ネットワークや、プラットフォームと連携する福利厚生ツールを使用すれば、このようなニーズを解消することができます。Workday 給与計算を導入すると、組織はチームの働き方に合わせて給与計算のルールやプロセスを設定し、事業の拡大に合わせて適切に調整することができます。Sana 給与計算エージェントは問題を継続的に検出します。何が問題でどのデータが不足しているかを正確に特定し、対処方法を管理者に案内します。そのため給与計算チームは問題を事後的に解決するのではなく、先回りして解決できます。
Workday 給与計算と従来の給与計算プロバイダの比較
Workday 給与計算が他の給与計算ソリューションと異なる点は、人事、財務、オペレーションを連携させる統合プラットフォームの一部として給与計算を提供することにあります。従来の給与計算プロバイダの多くは、主に給与計算管理に重点を置いています。一方 Workday は、福利厚生管理、タイム トラッキング、在庫モニタリング、採用管理、財務レポート作成を 1 つのシステムで実行します。
自動化
Workday 給与計算
イベント ドリブンの組み込みワークフロー
従来の給与計算プロバイダ
手入力が必要になる場合が多い
インテグレーション
Workday 給与計算
Workday プラットフォームとネイティブに統合
従来の給与計算プロバイダ
個別運用、または限定的な統合
カスタマイズ
Workday 給与計算
設定可能なルールと計算式
従来の給与計算プロバイダ
限られたプリセット オプション
データの可視性
Workday 給与計算
給与計算およびワークフォースのリアルタイム データを 1 か所に集約
従来の給与計算プロバイダ
バッチ ベースのレポート作成、サイロ化された給与計算データ
社員の利用方法
Workday 給与計算
給与・福利厚生に関する統合セルフサービス
従来の給与計算プロバイダ
セルフサービスを利用するには、個別ツールが必要になる場合がある
コンプライアンス支援
Workday 給与計算
組み込みの税務更新機能と監査証跡
従来の給与計算プロバイダ
アップデートを手動で行うか、サードパーティ ツールへの依存
拡張性
Workday 給与計算
Workday の導入を通じて拡張
従来の給与計算プロバイダ
アップグレードやプラットフォームの切り替えが必要になる場合がある
ご存知でしたか?
Workday 給与計算と Workday GO パートナー ネットワークを組み合わせることで、中小企業は 75 か国以上に及ぶ法規制を遵守しながら社員の給与支払いを実行できます。さらに雇用主代行 (EOR) サービスを利用することにより、現地法人が存在しない場合を含め、90 か国以上の地域で人財を最短 2 ~ 3 日で採用できます。
Workday 給与計算が SMB にもたらすメリット
Workday GO は、給与計算、人事、財務を単一のクラウド プラットフォームに統合するため、中小企業はデータを連携させて、人件費、労働時間、税務情報を一元的に把握できます。クラウドベースの給与計算システムが Workday GO のお客様にもたらすさまざまなメリットをご紹介します。
人事データと給与計算データをひとつのシステムに統合
パフォーマンス データ、役割変更、給与率、税務情報を同じシステム内で管理すると、給与計算をスムーズに実行できます。Workday では給与計算が人事レコードと直接連携するため、新規採用、昇進、退職が生じた場合は、給与項目、コスト配分、税務選択が自動的に更新されます。リーダーが手作業で更新する必要はありません。
たとえば中規模のグローバル メディア企業である Webedia 社は、Workday GO プラットフォームの一部として Workday 給与計算を導入した結果、作業時間を短縮しています。Webedia 社は導入以降、給与計算の処理時間が 3 日短縮し、給与計算の効率性が 75% 向上したと報告しています。
コンプライアンス対応と税務申告の自動化
Workday 給与計算は、法規制の最新情報をリアルタイムに適用することで、税額計算や税務申告を自動化します。給与計算に関するあらゆる変更内容を監査可能なログに記録し、新たな控除項目の追加、税率の更新を含め、調整処理が適切な承認プロセスを通じて行われるようにします。また、Workday の設定可能なコンプライアンス ダッシュボードを使用すると、給与計算チームは申告状況、期限、納付状況を一元的に管理できます。Workday 内でコンプライアンス対応を自動化することで手作業を削減し、高額なコストにつながるミスが監査時に発覚する事態を防止できます。給与計算エージェントはこの基盤上で実行され、あらゆる給与計算処理の問題を継続的に検出し、最も複雑な異常のみを詳細な背景情報を添えて給与計算管理者にエスカレートします。
給与計算プロバイダ パートナーとの柔軟な連携
一部の中小企業は、特殊な税制や労働組合の規定に対応するため、現地の給与計算プロバイダを活用します。Workday GO を使用すると、中小企業は Workday GO パートナー ネットワークを通じて多数の認定給与計算パートナーの中から最適なパートナーを選択できます。このようなパートナーのサービスはすべて Workday プラットフォームとシームレスに連携します。厳選されたグローバル パートナーを活用することで、中小企業は事業の拡大に合わせて Workday 給与計算を拡張できます。Workday には 75 か国以上に対応するネイティブのグローバル給与機能がすでに組み込まれていますが、必要に応じて地域への対応をパートナーが支援・補完します。
社員向けセルフサービス機能
Workday 給与計算は、企業だけでなく、社員にもメリットをもたらします。使いやすいリモート アクセス機能を活用すると、社員はセルフサービス エージェントに自然言語で質問することにより (「前回の手取り額はいくらか」、「控除額が変わったのはなぜか」など)、人事・給与計算データに基づいた正確な回答を瞬時に得ることができます。任意のデバイスで給与明細の確認、振込先口座情報の更新、年末の税務書類のダウンロードを行うこともできます。社員は必要なときにいつでも自身の給与情報を確認・管理する柔軟性を確保できます。また、人事部門はこのような簡単なタスクに関与する必要がなくなるため、社員の給与管理を簡素化し、時間を節約することができます。
複数州・複数国への対応
中小企業が新たな地域へ事業を拡大する場合は、新しい税制や給与関連法規への対応が必要になります。Workday 給与計算は従業員データと税務設定を一元化し、そのうえで各州・各国の法規制に即した計算方法を適用します。米国では複数のプロバイダを利用し、複数の州に分散するチームを適切に管理できます。または、事業の展開先で現地のプロバイダを活用し、ルール更新やコンプライアンス チェックを自動化することで、各国・地域の要件を満たすこともできます。現地法人を持たずに事業拡大を進める中小企業を支援するため、Workday GO は雇用主代行 (EOR) サービスも提供しています。Workday と完全に統合された機能を活用し、90 か国以上の地域で人財を最短 2 ~ 3 日で採用できます。
ご存知でしたか?
Workday 給与計算を導入している企業は、平均で給与計算処理時間を 85%、給与計算サイクル タイムを 65% 短縮しています。さらに Sana 給与計算エージェントを活用し、複雑な給与計算の疑問を解決する時間を数週間から 1 分未満に短縮しています。
Workday 給与計算を効果的に導入する方法
Workday 給与計算は体系的に導入されるため、SMB (中小企業) は、報酬・税務・社員データを効果的に管理できます。通常は給与計算を人事・財務業務と早期に連携させることで、成果を最大限に引き出すことができます。多くの SMB は以下のステップを実行することで、Workday 給与計算をスムーズにデプロイし、長期的な成果を達成しています。
1. 現在の給与計算プロセスと課題を評価する
給与計算が組織内で現在どのように運用されているのか正確に把握するため、プロセス、関連ツール、ワークフローを見直します。具体的には、誰がどこでデータを入力しているか、どのようなエラーやボトルネックが頻繁に発生しているか、給与計算サイクルが終了するまでにどのくらいの時間がかかるかを確認します。その情報をもとに、Workday 給与計算の自動化を通じて解決できる継続的な問題点 (手作業による計算、申告の遅れなど) を特定します。給与計算に関わるワークフローとタスクの依存関係をすべて文書化すると、Workday チームは組織の給与計算設定を適切に支援できます。
2.導入範囲と要件を明確にする
給与計算全体を Workday で運用するのか、グローバル給与計算ネットワークを通じて認定パートナーに委託するのかを決定します。社内チームは、直接管理する地域、支給グループ、管轄区域を明確にする必要があります。プロバイダと連携する場合は、Workday の中小企業向け給与計算プロバイダを選定します。信頼できるカスタマー サポート、透明性の高い価格設定、業界の給与計算ルールに詳しいプロバイダを選定します。
3.Workday HCM 内で給与計算モジュールを設定する
支給グループ、支給コード、税務設定など、給与計算に必要な関連モジュールを Workday 内で設定します。プラットフォームには豊富なテンプレートが用意されているため、ゼロから設定する必要はありません。これらのテンプレートを使って支給スケジュールを定義することも、不整合を自動的に検出する検証ルールを設定することもできます。組み込みの設定ツールを使用すると、給与計算管理者は必要に応じて設定を柔軟に調整できます。このツールは導入の初期段階においてチームがさまざまな要件 (支給サイクル、レポート作成、承認ワークフローなど) を満たすのに最適な設定を見極めるうえで特に有用です。
4.コンプライアンス対応と税務の自動化をテストする
給与計算を本番稼働環境で実行する前に、サンプル データを使って給与計算のシミュレーションを複数回実行し、計算や控除が適切に処理されることを確認します。退職手続き、遡及給与計算の変更など、発生頻度の低いケースについても評価します。そのうえでコンプライアンス ダッシュボードを検証し、すべての申告、納付、税務が正しく記録されることを確認します。本番稼働前の給与計算システムで許容されるエラー率は通常、1% 以下になります。
5.チームのトレーニングを実施し、社員向けセルフサービスを有効にする
データ入力や承認を監督する給与計算管理者やマネージャに適切な実践トレーニングを実施することで、システムの普及率を高め、システム活用に対する自信を強化できます。少人数によるトレーニング セッションを計画し、実際の給与計算業務 (監査レポートの確認など) を想定したシナリオを活用して、実際の操作をテスト環境内で実行できるようにします。クイック レファレンス ガイドや録画デモを提供し、本番稼働環境でシステムを使用する前に学習内容を再確認できるようにします。
また、社員向けセルフサービスを提供する給与計算ポータルを案内し、税務情報の更新、給与振込先口座の管理など、利用可能な機能について説明します。簡単な PowerPoint 資料、動画、詳細な案内メールを提供することで、社員はシステムの機能とそのメリットを適切に理解できます。
「当社の業務効率は 50% 向上しました。Workday のおかげで戦略的目標を的確に達成できます」
—Coveo 社、財務会計システム担当シニア マネージャ、Stephanie Maxwell 氏
Workday が SMB の給与計算変革を支援する方法
中小企業向けの給与計算システムは、法規制、ワークフォースの変化、ビジネス成長に継続的に適応する必要があります。Workday GO プラットフォームは、人事、給与計算、財務を統合し、中小企業が正確に給与計算を行い、75 か国以上に及ぶコンプライアンス基準を満たせるよう支援します。給与計算エージェント、セルフサービス エージェント、デプロイメント エージェントをはじめとする Sana AI エージェントは、タスクやワークフローを自動化することにより、業務の複雑さを軽減し、作業時間を短縮し、一貫性を確保します。AI エージェントは Workday の強みである決定論的なレール上で運用されるため、給与計算にリスクをもたらすことなく実際の業務を実行します。Workday 給与計算を導入すると、中小企業は社内で給与計算を管理することも、Workday GO パートナー ネットワークを通じてサードパーティ サービスを統合・活用することもできます。そのため、事業の成長に合わせて管理体制を適切に調整・拡大できます。
中小企業向け Workday 給与計算の主な機能:
人事と給与計算の統合: リアルタイムな社員レコードに基づき、職務名、勤務時間、報酬の変更内容が給与計算処理に自動的に反映されます。
動的な給与・税金計算: システム内で変更が行われると、 Workday は計算を自動的に調整します。そのため中小企業は常にコンプライアンスを確保できます。
組み込みの税務コンプライアンスと自動化: プラットフォームが税務申告を適切に実行・完了し、必要に応じて承認アラートを送信します。さらに詳細な監査証跡を提供し、リーダーのコンプライアンス監視を支援します。
社員向けセルフサービス ポータル: 社員はセルフサービス ポータルで税務設定や口座振込情報を管理できます。自然言語を使ってセルフサービス エージェントに直接問い合わせることもできます。このポータルではデジタル給与明細の閲覧や印刷も行えます。
Sana 給与計算エージェント: 給与計算の問題を継続的に検出し、誤りや不足を正確に特定して、管理者に修正方法を案内します。そのためチームは問題を事後的に解決するのではなく、給与計算を実行する前に先回りして解決できます。
クラウドの拡張性: 中小企業が新しい拠点、国、役割を追加すると、Workday はそれに合わせて給与計算設定を柔軟に調整します。
エンタープライズ グレードのデータ セキュリティ: 中小企業は Workday プラットフォーム上の厳格なアクセス制御や暗号化機能を活用し、給与計算データや税務データを保護できます。
Workday GO パートナー ネットワーク: 厳選された給与計算パートナーを活用し、マネージド サービスや国固有のニーズに対応できます。これらのサービスはすべて Workday と統合されており、Workday との契約の一環としてパートナーのソリューションやサービスを利用できます。
Workday 給与計算を実際の業務で活用する
給与計算業務は、単に提案するだけでなく、業務を処理する AI エージェントによって、手作業が減り、業務が自動化されるようになっています。Workday GO を導入することで、中小企業は組織のあらゆる給与計算・人事・財務データを統合データ モデルに集約できます。これにより、システムは常に最新のワークフォース データを使って給与計算を正確に実行・管理します。Sana 給与計算エージェントは、あらゆる給与計算の実行に先立って任務を遂行し、Workday の決定論的なレールは、給与計算に不可欠な確実性を AI が担保できるようにします。Workday GO で給与計算を変革することにより、中小企業は貴重な時間を節約し、事業の成長や競争上の優位性を実現する戦略の策定に専念できます。Workday GO は、中小企業に新しい働き方をもたらします。
Workday GO の詳細をご覧ください。