Staffbase 社は企業と社員のつながりを強化する方法を刷新し、両者が連携することで優れた成果を達成できる環境を実現することを使命としています。同社はこの使命を達成するため、イントラネット、社員アプリ、E メールなど、受賞歴のあるコミュニケーション チャネルを使用しています。
10 年前にドイツのケムニッツで創業した同社は、ユニコーン企業へと成長し、現在は世界各国でおよそ 3,000 社に上る企業にサービスを提供しています。急速な成長と組織のオペレーショナル エクセレンスへの追求心に後押しされ、Staffbase 社は Workday ソリューションの導入を決定しました。
唯一の正しい情報源を確保し、効率性を高める
「Workday で最も気に入っている点は、唯一の正しい情報源を提供することです」と、グローバル総報酬・HRIS 担当シニア マネージャを務める Tina Böhringer 氏は述べています。また、社員データを一元管理できるプラットフォームの機能を高く評価しています。Workday の導入により、同社はデータの精度を高めたほか、社員のリクエスト、マネージャ向けセルフサービス、成長サイクルをひとつのハブに集約しました。
膨大な人事データを柔軟に活用できなければ、当社は大きなリスクを抱えることになります。新規市場への拡大を検討している場合や、ダイバーシティとインクルージョンの取り組みを優先させている場合は特にそうです。
グローバル総報酬・HRIS 担当シニア マネージャ
Workday が Staffbase 社にもたらした効果はデータ管理にとどまりません。グローバル シニア HRIS アナリストを務める Sonja Lee 氏は、Workday の自動化機能が業務を効率化した点を高く評価しています。Lee 氏はプロセスを自動化して社員の貴重な時間を節約することがチームの目標であると説明し、「Workday の各種ツールを使用することで業務を確実に効率化し、最大の目標を達成できます」と述べています。
業務を効率化した Staffbase 社は現在、海外への進出、データドリブンな意思決定など、より戦略的な業務に注力しています。膨大なワークフォース データセットをアクショナブルなインサイトに自動変換する Workday People Analytics は、同社の戦略的業務の基盤となっています。
ダイバーシティとインクルージョンに関する意思決定をデータドリブンに行う
「当社はテクノロジー企業であるため、製品チームやエンジニアリング チームが競争力を維持し、イノベーションや創造的なソリューションを数多く生み出す必要があります。その推進力となるのがダイバーシティです」と Lee 氏は述べています。Staffbase 社は、製品チームやエンジニアリング チームに内在する男女格差を Workday People Analytics で特定・対処しています。「Workday People Analytics のおかげでより多くの女性やノンバイナリーを獲得・維持できます」と Lee 氏は述べています。また、ダイバーシティとインクルージョンの取り組みに Workday がポジティブな影響を及ぼしていると指摘します。
Workday People Analytics と Workday Peakon Employee Voice のおかげで、各国の製品チームとエンジニアリング チームの男女比率は極めて均等に保たれています。このような環境は非常に誇れることだと思います。
グローバル シニア HRIS アナリスト
すべては Staffbase 社と Workday のパートナーシップが達成した成果が物語っています。Staffbase 社では女性社員の離職率が減少傾向にある一方、製品チームやエンジニアリング チームでは女性の新規採用率が増加傾向にあります。このような具体的な成果は、インクルージョンを重視する職場を構築する上でデータドリブンな意思決定がいかに影響力があるかを裏付けています。
拡張分析の力を活用する
Staffbase 社は今後、Workday の機能をさらに活用し、社員エンゲージメントを促進しようと考えています。Böhringer 氏と Lee 氏が特に意欲的に検討しているのは、Workday People Analytics と Workday Peakon Employee Voice の両方の分析機能を活用し、社員フィードバックからインサイトをすばやく引き出すことです。
Workday People Analytics が明らかにする「問題」と社員フィードバックで得られる「回答」を組み合わせることにより、Staffbase 社はより意欲的で多様なワークフォースを構築しています。