Capstone Logistics 社は、北米をリードするサプライチェーン ソリューション パートナーです。食料品、医薬品、消費者向けパッケージ商品が全国に確実に配送されるよう支援しています。同社のエンドツーエンドのサービスは、倉庫サービス、貨物仲介、ラストマイル配送、流通管理、サプライチェーンの分析/最適化など、多岐にわたります。
複数の州にまたがるサプライチェーンの管理が複雑になる中、Capstone 社は手作業による予算編成プロセスは効果的ではないと判断しました。ビジネス オーナーは個別システムから共有スプレッドシートにデータを入力することデータを入力することとデータ収集に、膨大な時間を費やしていました。アジリティを高めるため、同社には最新の財務データ インサイトにリアルタイムにアクセスする機能や、独自のリポートを作成する機能が必要でした。これらの問題をすべて克服するソリューションを評価した結果、Capstone 社は Workday Adaptive Planning を選択することに決めました。
Capstone 社は Workday Adaptive Planning を導入して間もなく複数の企業を買収したため、従来の課題が拡大しただけでなく、新たな課題も産出しました。しかし Capstone 社の各チームは Workday Adaptive Planning で唯一の正しい情報源を活用することにより、これらの課題を克服しました。合併は速やかに行われ、財務担当者はセルフサービスによるレポーティングやワークフローの自動化といった自身の要件を満たすことができました。
Workday Adaptive Planning により、当社のアジリティは飛躍的に向上しました。予算編成担当者は現在、地域のロールアップがどうなっているか、どのようなギャップが生じているかをリアルタイムに確認できるため、必要に応じて修正を行い、目標を適切に達成することができます。
財務担当バイス プレジデント
課題
5 社を一気に買収
合併を加速させるため、財務担当者は統合データ インサイトにリアルタイムにアクセスし、既存/新規ビジネス ユニットを把握する必要がありました。また、買収前後の数値を比較する必要もありました。
複雑で動的なサプライチェーン要件
データのサイロ化と手作業によるレポーティング プロセスは、要件の変更が予算プランに及ぼす影響を把握することを困難にしました。加えて予算プランには 16,000 人の社員、60,000 件に上る運送業者とのパートナーシップ、550 を超える拠点が関与していました。
予算インサイトと効率性の制限
スプレッドシートで予算を管理していたビジネス オーナーは、データ入力、事実確認、マスター勘定科目表の管理、監査向け財務諸表の連結処理、財務モデルの共同作成に貴重な時間を費やしていました。さらにレポートを作成する場合や、システムがデータを詳細に分類する方法 (業界、部門階層、パートナーのロールアップなど) を変更する場合は、IT チームのサポートが必要になることが少なくありませんでした。
導入結果
M&A の効率化
同社は現在、Workday Adaptive Planning で統合された単一のリアルタイム データソースを使用しています。人財はこのデータを使用して複数州の予算を作成・管理し、価格と収益を比較して ROI を測定し、監査向けの財務諸表を連結しています。さらに買収前後の財務会計を確認し、プロフォーマ データを活用して仮説シナリオを検討しています。
アジリティ レベルとサービス レベルの向上
Workday Adaptive Planning で自動化されたセルフサービス レポーティング ツールを使用すると、すべての部門はあらゆる地域のリアルタイム インサイトをオンデマンドで取得できます。リソース、運用コスト、利益率の変化やギャップをすばやく特定・可視化できるため、チームは必要に応じて直ちに修正を行い、ビジネス目標を適切に達成することができます。
効率を高め、予算レポートの作成時間を半分に短縮
Workday Adaptive Planning を使用する前と比べ、ビジネス オーナーが一連のレポートを作成する時間は 1 か月あたり 50 パーセント短縮されました。独自のレポートを作成し、独自の階層、業界、パートナーのロールアップを定義できるため、戦略的インサイトの提供やコラボレーションの改善に必要なデータにすばやくアクセスすることができます。