出会い系サイトやソーシャル サイトをグローバルに運営するリーダー企業は、成長の勢いが止まりません。ここ数年間で買収や有機的拡大を通じて飛躍的な成長を遂げた同社は、世界各国に 2,500 人の社員を擁し、オンライン デート サービス業界をリードしています。
しかし急成長企業の大半は、急激な変化に対応する必要に迫られるもので、同社も例外ではありません。オンライン デート サービス業界をリードする同社は、時代遅れのレガシー システムを使用して財務を管理し、世界各国の従業員と顧客を満足させる必要がありました。
高速かつ柔軟なソリューションを追求
協調的な企業文化を強化し、厳格な財務要件や法的要件を継続的に遵守することを目指す同社は、新たなソリューションを必要としていました。
同社の役員は次のように述べています。「当社は柔軟性、スピード、一貫性を確保する必要があります。会計面においては、ビジネスの拡大に効率的に対応できるプロセスを確立しなければなりません」
当社は管理能力の低いシステムでは対応し切れないほど規模が拡大していました。効率性を高めるためには Workday が必要でした。
アジャイルで使いやすいソリューションを活用して監査と規制要件に対応
同社のリーダーは、財務、エンタープライズ プランニング、ワークフォース管理ソフトウェアを最新化し、急速に進化するテクノロジーに対応する必要がありました。
オンライン デート サービス業界をリードする同社は、Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) を使用することで、監査プロセスを標準化することに成功しました。同社の役員は次のように述べています。「誰もが同じツールを使用できるため、監査が格段に容易になりました。環境によって管理方法を変える必要はなくなりました」
オンライン デート サービス業界をリードする同社は、一貫性に優れたレポートをすばやく生成する必要がある一方で、国ごとに異なる規制要件を遵守するため、レポーティングなどの業務をカスタマイズする必要もあります。Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) の柔軟な基盤は、こうした要件にも対応すると同社の役員は述べています。
「例えば税務部門から『国ごとに異なる申告要件を把握・処理するのは複雑だ』と言われた場合は、Workday にアクセスして何を追跡するのか、どう追跡するのか、社内でどのように機能するのか、財務レポートにはどのように表示されるのかを特定できます。この製品のおかげで、当社は作業時間とプロセスを大幅に改善することができました」
Workday では皆が同じプラットフォームを使用できるため、従業員の連携が強化されました。財務部門は Workday を通じて人事部門から直接情報を入手するようになっています。
財務部門、人事部門、給与計算部門のサイロ化を解消
オンライン デート サービス業界をリードする同社が複数の傘下会社の人事、給与計算、財務を管理するためには、協調的に取り組みを進める必要があります。急速に成長している同社の場合は特にそうです。
連携性に優れている Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理)、Workday ヒューマン キャピタル マネジメント (HCM)、Workday 給与計算により、同社の財務部門は各種の情報 (新入社員に関する情報など) を簡単に入手できるようになりました。
同社の役員は次のように述べています。「Workday では皆が同じプラットフォームを使用できるため、従業員の連携が強化されました。財務部門は Workday を通じて人事部門から直接情報を入手するようになっています。部門間で効果的に協力し合えるようになりました」
インテグレーションのメリットを示すもう 1 つの例は、社員の専門能力開発やトレーニングの払戻しプログラムです。この新しいシステムを利用すると、払戻し申請がすばやく処理されるため、エンプロイー エクスペリエンスがより快適なものになります。
プロセスと人財の連携を全社規模で強化
Workday システムはチームの連携を強化します。これまで個別に運営されていたグループの連携を強化した同社は、かつてない可視性と効率性を持ってコラボレーションを行い、戦略を策定し、プランを実行しています。さらに社員はエンゲージメントを高め、より多くのサポートを活用し、能力を高めています。
同社の役員は次のように述べています。「Workday を使用すると、財務、会計、人事、給与計算など、あらゆる部門リーダーがより良いパートナーシップを構築できます。このパートナーシップは社内のチームや社員全体にも波及しています。ガバナンスも改善されたため、業務の精度が向上し、データ共有が促進され、オペレーションの効率性が高まっています。Workday は人財の連携を強化し、顧客とのつながりを促進させます」