Workday Extend を活用すると、アプリを通じて新しいユース ケースに対応できます。このアプリは安全性の高い統合されたユーザー エクスペリエンスを提供するだけでなく、当社の広範囲な企業データ セットの利用を可能にします。
Workday on Workday 担当バイス プレジデント
Workday の Workday Extend の活用方法
Workday エンゲージメント マネージャは、プロジェクトを開始するコンサルタントや顧客アカウント チームに重要な情報へのアクセス権を提供する番人としての役割を担っています。しかし使用していた既存の手順やシステムはあまり効率的ではありませんでした。エンゲージメント マネージャがプロジェクト チームのアクセス権やオンボーディングを管理するには、複数のシステムを使用してタスクを 1 つずつ実行し、主要なデータ交換をメール経由で調整する必要がありました。エンゲージメント マネージャは複数のプロジェクトを抱えているため、これが問題や遅延を発生させる原因となりました。
デプロイされたアプリ: WoW プロジェクト オンボーディング
WoW プロジェクト オンボーディング アプリを使用すると、Workday エンゲージメント マネージャはこれまで手動で行っていたオンボーディング タスクを一元的なアプローチで開始・自動化できます。エンゲージメント マネージャは現在、新しいチーム メンバーのプロジェクト オンボーディング タスクをすべて Workday アプリケーション内で実行しています。Workday Extend アプリは Salesforce などの他のシステムと自動的に通信を行い、必要なタスクを完了させます。これにはプロジェクト コンサルティング ロールの割り当てや、安全なデータ交換サイトへのアクセスの有効化などが含まれます。
このアプリはあらゆるプロジェクトで使用できます。Workday 内でカスタム タスクとして使用することも、プロジェクト専用の情報ページに新しいタブとしてシームレスに追加して使用することもできます。
メリットと結果
Workday エンゲージメント マネージャは、付加価値が低くて時間がかかる大量の管理タスクから解放されました。手動によるメール リクエストの管理や、スプレッドシートを使用したプロジェクト オンボーディングの進捗確認は必要なくなりました。現在はアプリ内で (通常は数回に分けて) 実行されます。これにより、プロセスは大幅に簡素化され、遅延は最小限に抑えられるようになりました。
これまでと同様に Salesforce を使用して情報 (従業員、オンボーディング データなど) を手動で更新することもできます。しかし現在は Salesforce API を活用して同じ操作を実行すると、エンゲージメント マネージャは残りの手順を確認し、一元的な場所から状況を検証して、プロジェクトの準備状況を特定することができます。
アプリが導入されて以降、常勤の正社員 1 人分の労力が節約されています。Workday で使用されているその他の Workday Extend アプリには、社員がセルフサービスでワクチン接種証明書を提供できるワクチン管理アプリや、一時的なリモートワークを追跡・承認するアプリなどがあります。