人事データを可視化・民主化して人事管理を変革する

水平型のグローバル企業である Topcon 社では、人事データをビジネスに活用しています。社員にセルフサービス機能を提供し、マネージャが自由にスキルを確認・構築できるようにしています。

透明性を向上してワークフォース プランニングをサポート

より効果的にスキルを活用

キャリア開発を向上

より戦略的な目標設定を通じてパフォーマンスを向上

Topcon 社の人事部門は、高いパフォーマンスを生み出す企業文化を構築するには、一貫性に優れたグローバル ソリューションを導入し、社員やマネージャがマトリクス組織の人事データにアクセスできるようにする必要があると考えました。当時、Topcon 社の既存の人事システムにアクセスできるのは人事部門のみでした。人事部門シニア マネージャを務める山田和人氏は「情報を求められた場合は人事部門の担当者が文書を用意して送信していました」と言います。

人事部門の可視性も極めて限られていました。「各勤務地にどのような社員がいるのか明確に把握できていなかった私たちが、最初に取り組む必要があったのは可視化でした」グローバル システムとして Workday を選択した Topcon 社は、透明性を飛躍的に高め、グループ全体のコラボレーションをサポートし、ビジネス成長を促進することを目指しました。

業務でデータを適切に活用できるようにする必要がありました。Workday はデータの統合、レポーティング、分析といった機能が特に優れています。

人事部門シニア マネージャ

マネージャによるキャリア アップ支援をサポート

Workday を導入した Topcon 社は、人事システムを開放し、ライン マネージャに人材の可視化をもたらしました。人財の過去のキャリアやスキル セットを確認できるようになり、マネージャは適切な人財を適切な職務に任命できるようになりました。さらに、Workday による社員スキルの可視化をキャリア開発プランの策定に役立てています。これにより、社員は自分の目指すキャリアについてマネージャに相談しやすくなる一方、マネージャはデータを確認することで、社員が個々の能力を最大限に活かす方法を検討することができます。

「ライン マネージャがチームの成長とメンバーのキャリアをサポートするために自ら考えて行動できる環境を構築できました」と山田氏は述べています。

本稼働初日の終わりには、社員の 70% がすでにログインを済ませていました。

人事部門シニア エキスパート

セルフサービスを通じて社員を強化

人事機能を組織全体に開放し、社員やマネージャが自分で情報を確認・更新できるようになった Topcon 社の文化は大きく変わりました。「社員は自分の情報を更新し、修了したトレーニングや取得した新たな資格を追加して、向上した能力を示すことができます。マネージャはこれらの更新情報をすぐに確認できます。さらに人事部門は、スキルが不足している業務や十分に足りている業務を確認し、状況に応じて人財を割り当てることができます。もちろん、日本国内だけでなく、海外も含めてです。この環境は当社の売上と利益の拡大に役立っています。非常に大きな前進です」と山田氏は説明します。

Workday は人事情報を管理するプラットフォームですが、その用途は単に人事の業務にとどまりません。

人事部門シニア マネージャ

目標設定を改善してパフォーマンスを向上

人事部門シニア エキスパートの矢野敦士氏によると、Workday を導入するまで、社員は自分の目標を紙に書いて提出していましたが、人事部門にはそのようなデータを分析する手段がありませんでした。しかし現在は Workday をベースとした目標管理により、マネージャと部下のコミュニケーションが活発化しています。彼は次のように述べています。「人財はより適切な目標を設定するようになっています。また、人事部門は Workday を使用して目標を確認し、目標と戦略の足並みをそろえることもできます。その結果、目標の質はすでに改善が見られます」


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