クラウドベースのプランニング ツールを活用して組織の急速な成長を管理している HubSpot 社

「Workday Adaptive Planning を活用してから、収益予測サイクルの所要時間が以前より 15 ~ 20% 短くなりました」—FP&A 担当バイス プレジデント

ソフトウェアをサブスクリプション形式で提供する HubSpot 社は、前年比 30% の成長を遂げる中、今後どの市場に取り組むか、新しいオフィスをどこに開設するか、新規顧客と既存顧客のどちらに投資するかなど、十分な情報に基づいて意思決定を行う必要があります。2019 年には収益が 5 億ドル以上、社員数が 2,500 人を超える企業に急成長した一方で、同社の財務チームはビジネスの急激な変化と成長への対処にずっと追われていました。アドホック収益予測や手作業によるデータ入力は予測エラーが起きやすく、その結果スプレッドシートの統合・確認に貴重な時間が費やされ、データの分析は後回しにされることがよくありました。

そんな財務チームでしたが現在は Workday Adaptive Planning を活用し、HubSpot 社の急速な成長にも柔軟に対処できるようになりました。正確なデータに基づいて意思決定を行えるようになっただけでなく、高価値な分析に多くの時間を投入し、意思決定の精度を向上させています。

課題

急速な成長

ビジネスの成長に応じて事業体、コスト センター、アカウント、社員、収益予測の前提条件などが新たに追加されるため、財務チームは常に対応を迫られていました。また、収益予測ツールで使用される機密情報の表示・アクセスを、新しいチーム メンバーの役割と勤務地に基づいて適切にプロビジョニングする必要もありました。

 

煩雑なレポーティング

急速に成長している企業では、収益、経費、ヘッドカウントのトレンド レポートを毎日更新することが不可欠になりますが、財務チームは時間がかかるレポーティングに対応することが困難でした。

 

手間のかかる連結処理

データソースが複数あるため、財務チームは手作業で行う情報の連結やエラー修正に多くの貴重な時間を費やさなければなりませんでした。

成果

急速な成長も適切に管理

Workday Adaptive Planning システムは柔軟性が高く、コスト配分、各国の福利厚生、給与税の前提条件を自動的に処理するため、財務チームは収益予測にかかる時間を以前より 15 ~ 20% 短縮することができました。また、IT チームの支援を得ることなく、新しいユーザーをツールにシームレスに追加できるようになりました。

 

直感的なセルフサービスによるレポーティング

Workday Adaptive Planning を使用すると、あらゆる組織レベルに基づいて分析を行い、標準レポートと顧客レポートの両方に対応できるため、各チーム メンバーはチームの「最高財務責任者」として業務を遂行することができます。

 

シンプルさと自動化

給与税、健康保険費用、施設配分、従業員 1 人あたりの出張費用などを計算する組み込みの前提条件が自動的に適用されるため、現在は新入社員や新入社員に関連する「全方位」コストを簡単に追加できるようになりました。

レポート作成チームにとって Workday Adaptive Planning は救いの神です。チームのアナリストが予測データを入力できること、それらのデータをすべて更新して、全体的な前提条件と割り当て予測を自動的に再処理できること、更新後の予測データをすぐに確認できることが、私にとって重要なポイントです。

FP&A 担当バイス プレジデント


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